新しく看護職のキャリアをスタートさせた方
看護職は医療チームの一員として中心的な役割を担っています。新卒看護職を迎え入れる医療機関等は、皆さんが看護職として楽しさや誇りを持ちキャリアを積めるよう教育制度を整えています。例えば、職場に馴染みやすくなるような同僚同士の交流、配属部署での看護実践を大切にしながらそれをサポートするための集合研修、メンタルフォローなども行います。
新卒看護職のみなさんが、安心して職業人生の第一歩を踏み出せるよう支援します。
働く人のエピソード
新人の頃、手術室勤務でした。救命センターの開設時期と重なり、肉体的にも精神的にもかなりハードでしたが、眼科から心臓血管外科まで外科系各科幅広く関わったことでその後の異動先、転職先で知識が役立ちました。患者さんの不安にあいまいにではなく知識として答えられることは、看護師としての自信にもつながってきたのではないかなと思います。学生さんが実習に来ると、そんな話をして手術室を勧めています。
私のキャリア
病院(500床以上)→無床診療所→病院(200~299床)→病院(99床以下)
新卒では、800床以上の病院に勤め、基本的な患者さんとのかかわりや技術が学べ、厳しい看護業界で生き残る術を学べたと思う(職場の人間関係構築において)。また、就職前からの目標でもあった、海外派遣にも行かせて頂き、語学研修にも参加できたので、その分自分のキャリアは大きく変化したと思う。 現在は大学時代の恩師からの誘いで、教育機関に勤めている。学生を教える立場となり、教えることの難しさはあるものの、自身の看護観を振り返る良い機会を与えて頂いていると感じる。今後は公衆衛生分野で、国際保健にも関わって行きたいので、大学院修士課程に進めるように準備をしているところである。このように、キャリアチェンジを上手くさせていただいているのは、その時々に支えてくれる方がいたからこそだと感じている。 今後は、仕事におけるキャリアのみならず、自身の結婚出産等のライフイベントも含め真剣に考えていきたいと思う。
私のキャリア
病院(500床以上)→養成所・大学等